俳優の田中邦衛さんがお亡くなりになられました。享年88歳。
田中邦衛さんというと、当然の如く、富良野を舞台にした『北の国から』の黒板五郎。
私たち世代の道産子にとって黒板五郎は、正に父親のような存在です。
田中邦衛さんは、ご当地増毛町を舞台にした『駅station』にも出演しています。
高倉健さんの幼なじみで、雄冬で漁師を営んでいる役柄。昨年お亡くなりになられた小松政夫さんの兄貴です。
邦衛さんと健さんは、夏は喧嘩をして海に飛び込んだり、冬は冬まつりでソリ遊びをしたりと、二人息の合った芝居を演じています。
もう30年も前のインタビュー記事ですが、田中邦衛さんは道内で一番印象に残った場所として「雄冬」を挙げていました。
その詳しい理由は忘れてしまいましたが、撮影当時、まだ“陸の孤島”だった雄冬の自然の景色がすごく新鮮だったのでしょう。
名優・田中邦衛さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
私事、このたびの人事異動で商工観光課を離れることになりました。
2年間お付き合いいただき、ありがとうございました。