2019年03月28日

外野から

異動の季節。
見慣れた朱色ではありますが、いつもとはちょっと違うかなと。

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それが春。
出会った分だけ別れもある。
それが成長するということでしょうか。

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月曜はこぢんまりとした送別の会。
寿司のまつくらでテーブル席をお借りしました。

ビールの次は地酒國稀。
見送る方が先に酔ってしまいました。
恐縮です。

美味いものを前にするとついつい気が緩んでしまいますから。

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素材の良さを自慢すること。
食材はもちろん、自然の豊かさもそうでした。
レトロな建物が並ぶ駅前通りは、昭和感を色濃く残す場所として人気も出ました。

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人口減に悩み続ける中で、お店の数が増えるという不思議な現象。
とても狭い限られた区域での話ですけど。

とりあえず喜びましょうか。

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でも、住み続けると何かが足りないと気付きます。
その素材を活かしきろうと思う気持ちとでも言いましょうか。

結局は人なのかも知れません。

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春からは外野の守備に移ります。
まあこの町に住み続けるのだから内も外も無いように思いますけど。
さて、どうなるのでしょう。

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昨日はビール好きが集まる例会でした。
会場は café de SOBA 凜。

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宴用に特別な料理が並びます。
そして焼き立てのピザも。

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締めはもちろん手打ち蕎麦。
これが一番の楽しみかな。

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ビール会ではありますが、蕎麦を出されちゃ締めは日本酒でも良かったかと思います。
それから2次会、3次会と夜の町を飲み歩きます。

そして今朝は一面の雪景色。
どうりで寒いわけです。
来週には4月なのに。

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皆さまもどうぞ体調管理には十分お気を付けくださいませ。
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2019年03月21日

願い

雪の少ない冬だと思っていましたが、この時期にフキノトウを探すのはまだまだ…。

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と思っていたら神社のある小高い丘の斜面にポコポコっと。
よく見たらいくつも出ているの。
いよいよ春到来です。

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今日は厳島神社の春祭りでした。
今年の豊漁、豊作を願う大切な日。
昼と夜の時間が半分ずつの今日にその願いを神さまに伝えます。

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今年はどんな一年になるのでしょうね。
と、他人事のように思ってなど要られません。
ここの魅力をどのように伝えましょう。

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田舎マチの観光シーズンはこれから。
そう思い続けて来たような気もします。
だけど地酒国稀のある増毛ですもの。

本当は冬の増毛も魅力的。
皆さんが感じている夏の増毛以外にも春や秋だって美味しいもの多いし。

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春祭りの後、流れたお店で熱燗をいただきながら自分の頑張れる道を探します。
住んでいるみんなと手を繋ぐこと、想いを形にしようと日々勝負すること。
考えを確たるものにするために人の意見を真摯に受け止めること。

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頭の中をやわらかくして前進します。

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2019年03月14日

解けて降ってまた解けて

少しずつ春が近付いています。

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雪解けも進み、路面も乾き始めていますから。
のどかな日々。

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厳しい寒さと風に耐えた分、暖かな季節の到来は待ち遠しいもの。
でも一晩で白の世界が戻ってしまいます。

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あと何日かは寒いままかも。
真冬の寒さに耐えたんだし、これくらいは気にもしませんから。
問題は冬用のゴム長をいつ片付けるのか。

迷います。

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霞みがちな空。
これを見ると暖かくなり始めたことを感じるのです。
でも増毛の上空は、どんよりとした雲が張り詰めたまま。
向こうは明るいのに。

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港に戻るのは“えびこぎ漁”の船。
小型の底引き船です。
今回の漁はどうだったのですか。

沖を行く貨物船と一緒にレンズに収めてみましたけど。

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苫前の上平地区に建ち並ぶ風車群まで見渡せる空。
目を凝らすと貨物船の奥に島影も写っていました。

天売と焼尻ですか。

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残念ながら利尻島までは見えませんでしたが。
ちょっと欲張り過ぎでしょうか。
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2019年03月07日

古ければ

宴会の席に似合うもの。
一升瓶もそのひとつでしょうか。
お馴染みの国稀黄色ラベルは佳撰。

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最近は持ちやすい5合瓶…、いやその中はもっとお洒落な4合入りが主流でしょうか。
でもどうせ飲むのなら大きな瓶をドンと立てて酌み交わすのがよろしいかと。
でも今の世の中、そんなコミュニケーションの取り方も難しいような…。

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元々ビール党ですが、年を重ねると日本酒の良さにも気付くようになりました。
燗よりはキュッと冷えたものが好み。
でも飲み続けると結局は何でも受け入れてしまいます。

それがまた宴会の楽しいところ。

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そして夜の店をハシゴするの。

自分で出歩くだけだと馴染みのところだけ。
それはそれでホッと息つくひとときなのです。

でも人に連れられて飲み歩くのも楽しいもの。
小さなマチですが新たな出会いがあったりして。

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古ければ古いなりに。
それを魅力に感じる楽しみ方を探します。
年齢を問わず、男女も問わず。

スナックに集まるいろんな人のいろんな考えを聞きましょうか。

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前の店で何を話したのかも忘れてしまう年になりましたが…。
お店のハシゴはその都度新たな話題で盛り上がることも出来ますから。
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2019年02月28日

春はそこまで

青空が目立つようになりました。
雲の奥から差し込む日差し。
何だか神々しい。

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春がそこまで…、の増毛です。

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道路脇に積まれていた雪も消えました。
正確にはしっかりと排雪作業を済ませたのですが。
おかげで歩くのも楽しい季節がやって来ます。
まだ寒いけど着込んで出掛けましょ。

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今週は町内のビール好きが集まる会に参加しました。
結構長いこと続いている増毛サッポロビール会。

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会場はオーベルジュましけですから。
当然ブッフェスタイル。
料理長自慢の彩り豊かなメニューが並びます。

毎度思うのですが、順番に食べて行ったらどうなるんだろう。

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まあ、毎度それに近いことをしているのですがね。

魚も肉も。
選り取りみどりです。

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いつもは飲み始めてから撮るのですが、今回は乾杯の前にササッと…。
料理テーブルに近付けるチャンスがありましたから。

そう言いながら2分、いや3分くらい構え続けたように思います。

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今回は40名ほどの宴会。
スイーツのテーブルも鮮やかです。

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減量中の身ではありますが、美味しいものと出会えるチャンスは大事。
とりあえず1コずつ味を確認する程度にしておきましょうか。

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甘い香りに包まれます。

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ところで…。

今回は会員だけじゃ無く、家族や友だちを連れて来てもOKという仕掛け。
もちろんお代は少々いただきますけど。
なので、ゲームなどの余興も加えて盛り上がります。
地酒國稀はもちろん、シードルや水産加工品、電化製品などなど。
景品は盛りだくさんです。

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その中でひときわ目立つのがこれ。
と言うか私のお勧め品です。

町内は猪股鮮魚店のご主人が練るホッケのすり身。
目利きの魚屋さんが作るものですから。
活きのいいホッケだけを使うの。

もちろん生タイプ。

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早々、味噌汁で登場しました。
朝から幸せです。
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2019年02月21日

撮り歩き

ここ数日は気温が高いです。
落雪事故のニュースが続いていますけど。

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少雪の冬とは言え、屋根に積もる雪の量は結構なもの。
皆さまもどうぞお気を付けください。

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でも、せっかく天気になったのですから。
いい景色をお楽しみいただきたい。

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打ち寄せる波。
道を守るために積み上げられるテトラポットに飛び散る海水が帽子のようです。

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いったいどれほどの時間をかけて出来上がるのでしょう。

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遠くに見えるのは赤岩。
でも冬の間は赤色を感じることはありません。
荒々しい日本海の冬はやっぱりモノトーン。

それでも晴れると海の青が戻って来ます。

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春も間近ということでしょうか。

雄冬から増毛の市街に向かう途中、海側に設けられた駐車帯が数カ所。
切り立った崖を撮るにはちょうどいい場所でもあります。

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見上げれば山ですから撮るのは容易。
でも波打ち際へ進むのは少々面倒なのです。
積もった雪をこいで行かねばなりませんから。

4歩、5歩。

高々それほどの短い距離でも…。
ゴム長がスッポリと隠れてしまうほどの深い雪です。

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でもそれを越えれば見えてくるものもありますから。

先月の末にも古茶内の浜で見かけたふわふわ。
波の華と呼ばれる冬の風物詩。

ふわふわな…、それ以外に何と表現したらいいのでしょう。

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こんな身近にいても触れたことはありません。
出来たては真っ白でも次第に茶色く汚れてしまう。

やっぱり一度は手に取ってみましょうか。

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遠くに見えるのはカクキの島。
岩老地区にある漁港で陸続きになった島です。

この集落には温泉施設が2つ。
今時期はどちらも休業中ですけど。
春になれば営業再しますので。

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歩道も無い道の海側。
道路脇に積もった雪の上に立ち、カメラを構えていると横を走り抜けたライダーが2人。
どこから来られたのですか。
そしてどこまで行くのですか。

気になります。

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冬の絶景をお勧めしたい気持ちは山々ですけど。
どうぞ適度な休憩を入れ、のんびりと安全運転でお進みください。
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2019年02月14日

冬だからこそ

冬は閉まることの多い駅前通りのお店ですが、ここは通年営業。
Cafe de SOBA 凜。
その名の通り、スイーツ系のカフェメニューと本格的な手打ち蕎麦を楽しめるお店。

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長屋形式の古い建物を改装してこの形になったのは4年前のこと。
テーブル席が中心ですが、小上がりも用意されています。
小さな子ども連れにも優しいお店づくりは、食事はもちろん、お茶するのもお勧めかと。
今ではすっかり通りの人気店です。

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でも人通りが途絶えがちな冬は大変。
除雪に暖房。
お客さまが来られる前にしなきゃならないことも多くなります。

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お客さまにのんびりした増毛時間を楽しんでいただきたい。
そんな想いもあるのでしょうか。
Wi-Fiの対応も早かったです。

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外国からお越しの皆さんにも快適な環境を。
でも初めて来てくださる方への対応なら日本人だって同じこと。
インバウンド対策で学んだことはWi-Fi環境の整備にクレジット決済。
そしてメニューの外国語表記。

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先日の講習会ではパワフルな先生からこんなセリフをいただきました。
「スマホの翻訳ソフトを駆使してチャレンジしなきゃ、画像を貼り付けるのも必須です。」

確かにそうですね。
ウエルカムな気持ちは、ちゃんと形にしなきゃ伝わりませんもの。

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これで準備は整いました。

あとはお客さまにこの情報をお伝えし続けます。
増毛は快適。
いや、まだそこまでは行かないか。
全体がそうなっている訳でもありませんから。

増毛もいくらか快適です。

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休日の午後。
熱いコーヒーを楽しみにお邪魔したのですが、店内の暖かさにつられて冷たいものもいいかなと。
たまには自分にご褒美です。

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お願いしたのは“店主の気まぐれコーヒー”。
熱々を啜りながらパフェの到着を待ちます。

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モナカの招き猫。
これに生クリームとあんこを詰めてパクつくのもいいのだとか。

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フルーツにアイス、白玉…。
プルプルでもちもち。

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さすがにご褒美パフェ。
味も量も大満足。
美味かったです。
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2019年02月07日

歩くこと

雪降り。
カメラを構えながら歩くのは少々心配なのですが、ふわふわのサラサラですから。
いい感じの冷え込みです。

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昭和の時代を色濃く残す駅前通り。
鮮度自慢の海鮮ものをお楽しみいただくのが一番かと思いますが、ラーメンや蕎麦、焼肉にスイーツなどなど。
まずは食べる楽しみを語りましょうか。
冬期は休業するところもありますが、食べ歩くことも増えました。
もちろん料理にはお酒も付きもの。
日本最北の酒蔵「國稀」が作り出す辛口の酒は無休で皆さまをお待ちします。

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そしてこの通り周辺の楽しみはもうひとつ。
北海道遺産にも選定された歴史的建造物群。
中には明治期に建てられ重要文化財に指定されている重厚なものもあるのです。

保存され公開されるもの。
朽ちて取り壊されるもの。
辿る運命はさまざまですが、それぞれから醸し出される歴史の香りを感じて歩くのも悪くないです。

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さて、サラサラ雪の楽しさについて。

雪玉づくりには向きませんが、歩くだけなら気分がいいもの。
寒いなんて言って家に籠もるのはもったいないです。

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昨日は坂の上にある増毛灯台を目指してみました。

ゴム長を履き、積もった雪をこぐ。
その度に鳴り響く雪の音はギュッギュッ、ギュッギュッ。

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でも、とても小さな音ですから。
湿り気の多い雪の音とは全然違う微かな響き。

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駅前通りから約300メートルで紅白の美しい姿が現れます。
増毛港を一望出来るお勧めの場所。

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列車が走っていた頃はその往来を楽しむことも出来ました。
懐かしいです。

今は出入りする船を見送るだけ。

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まあ元々ここは船が安全に往来出来るよう作られた場所ですから。
のんびりベンチでも置いて眺めてもらいましょうか。
雪が溶けたら考えましょう。

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中央埠頭に停泊するのはイカ釣りの船。
そして市場前には新造された“えびカゴ船”。
月曜にお祝いの会が開かれたばかりなのだとか。

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人口減に悩む町に飛び込む明るい話題。
こりゃ春から縁起がいいです。

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どうぞ豊漁が続きますように。

仕事を終え帰宅途中。
いつも通る神社裏の坂道には積もった雪がキラキラと光ります。

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サラサラの雪は結晶も大きめ。
これも寒さが増しているせいなのでしょうか。
予報では明日の気温は史上最低を記録するような…。

暖かくして歩き続けます。
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2019年01月31日

鍛えられるもの

今日は荒れました。

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朝から猛が付くほどの天気になりましたから。
スキー場も臨時休業になってしまいました。
平日は周辺の学校からスキー授業で子どもたちが集まるのに。
田舎のスキー場ですが賑やかになるの。

残念です。

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だからと言って山に向かうエネルギーも無く…。

どんな荒れ方なのかをお伝えするには、やっぱり海がいいですか。
と波打ち際へ車を進めます。

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風が冷たいのはもちろんですが、砕けた波が泡になって飛び散ります。
波の華と呼ばれているもの。
風下に立つとベタベタになってしまいますから。
お気を付けください。

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泡は次第にうす茶色に。
出来たてのは真っ白のふわふわ。
手にとってみたい気もしますけど…。

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所詮は塩水。
遠慮しておきましょう。

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荒々しい波のようすを撮るのは難しいです。
何枚も撮り続けてお気に入りが1枚あるかどうか。
そのうちバッテリーの残りが心配になることも多いです。

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こんなに荒い波の近くにいるのに。
音の記憶が余り無いのです。
もの凄く静かだったようにも思えます。

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まるで別世界のことのように。

釣りもせず波乗りなど出来るはずも無く。
ただ打ち寄せる波を撮るだけ。

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古茶内の浜通りは朽ちた建物が目立つようになりました。
元々はバスも走った幹線道だったのですがね。

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是枝監督作品の「三度目の殺人」。
ほとんどが都心での撮影だったかと思いますが、道内ロケもありました。
その僅かなシーンのひとつがここ。

北海道に着いてバスに揺られるシーンだったでしょうか。

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チャーターしたバスを何度も走らせて…。

ちょうど2年前の1月の話。
ちょっぴり懐かしいです。
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2019年01月24日

晴れたり降ったり

昨日の朝は青空が広がりました。

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少し早めに職場へ着いたので沖で漁をする船でも撮ろうかと…。
いつもの屋上でカメラを構えます。
目に入るだけでも10隻はいましたかね。
少し視力が落ちている分、遠くを見ることに自信が無くなりました。

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まあ陸に揚がった鮮度自慢な魚をいただく側の役ですから。

肉より魚派。
今頃は何が獲れるのか、気になります。

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それと船の上はどれほど寒いのかも。
荒れやすい日本海。
高い所からではありますが、皆さんの無事を祈ります。

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雪景色となった街並み。

それでも例年よりは積雪量も少ないでしょうか。
これで終わるとも思えませんけど。

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どうぞこの穏やかさが続きますように。

と、大事なお願いを高いところからしてしまいました。

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案の定、夕方から降り始めましたもの。

それでもサラサラな軽めの雪にしてくださいました。
まだ1月。
多少の荒れは想定内です。

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せっかく積もる雪。

それを待ち望む場所もあるのです。
お時間のある方はどうぞ暑寒別岳スキー場へお越しくださいませ。
滑るのはもちろん、温かな食事もご用意しております。
posted by スタッフ at 13:05| Comment(0) |

2019年01月17日

吹雪きます

吹雪続ける増毛です。
今日は暑寒別岳スキー場も臨時休業となってしまいました。
明日にはなんとか…。

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と言いながら青空の画像を貼ってしまいますけど。

荒れた海、鉛色の空。
そんなイメージがお似合いの田舎町ですが、昨日はたまたま晴れ間がありましたから。

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すかさず駅前へと出掛けます。
吹雪の跡を撮りに。

どこもかしこも…。
そんな表現がぴったりの雪だらけの街並み。

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冷え方も厳しくなりました。
垂れる氷柱も大きさを増しています。

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今朝は猛が付くほどの吹雪。
警報が出されているようですから仕方がありません。
不要不急な行動は慎むように…。

事故にでも巻き込まれたら大変です。

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でも吹雪の中に立つという経験も貴重なもの。
私ども地元民には毎度のことだから別にどうとも思わないこと。

さて、今頃の増毛駅。

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入口はきれいに除雪されています。
赤いポストがいい感じ。

でも裏側にまわると雪で半分ほどが隠れてしまいます。

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じきに雪の壁で通路がトンネルみたいになるのでしょうか。
そこも通ってみたい気もします。

子どもの頃は汗だくで走り回ったのに。
大人になると車を使い、家の中で閉じこもりがち。
何かしなきゃ…、そう思うだけ。

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冬は充電の期間。

美味いものを飲んで食べて…。
また春から頑張ります。

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待合いにはポット型のストーブが1台。
暖を取るには少々不安もありますけどね。
これもまた北国の冬。

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駅舎内には地元水産加工場の“ぐるめ食品直営店が営業中です。
鮭、タコ、エビにタラコなどなど。
美味いもの揃い。

どなたかにお土産を探すのもいいですが、自分用にお得なタラコもお勧めです。

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見上げると帆前掛け。
どこで集めたのでしょうか。
これもまたいい感じです。

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よく見ると増毛のエビス飲料のものも。
ああ、懐かしい。

そんな想いに浸る増毛です。
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2019年01月10日

モノトーン

雪道を歩く。

私の通勤コースとはちょっと違いますが、いつも気になっている細い道。
除雪されない道は、通る人の足で踏み固められていくんです。

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枯れたドングイは目印になるのでしょうか。
等間隔に置かれているようですけど。

吹雪いたりして道が消えてしまっても踏み固められたところがわかるように…。
そんな感じでしょうかね。

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元々派手な場所など少ない田舎町ですが、雪が積もるとさらに静かなモノトーンの世界。
白から黒へ。

でも白以外の黒はさまざま。
濃いのもあれば薄いのもあるのです。

荒れ狂う波の日本海は、そんな灰色を鉛色と呼んだりします。

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足跡は犬ですか、それともキツネですか。
ここでは出会う比率も半々くらい。
だけど野生ならキツネの方が全然多いかも知れません。

この足跡は人のものがありませんから。
やっぱりキツネでしょうか。
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2019年01月03日

今年もよろしくお願いします

新しい年になりましたが皆さまいかがお過ごしでしょうか。

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今年の冬は穏やかな日が続いてのんびりムードな増毛でしたが昨日は一変。
吹雪模様で吹きだまりもあちこちに出来たようです。

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まあ、これが本来の日本海側の冬。
増毛人としては普段に戻っただけといったところでしょうか。

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そんな増毛の冬を感じに駅前通りを歩きます。
家を出る時は曇りだったのに…。

歩き出すとすぐに降り出す雪。

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愛用のコンパクトデジカメを濡らさぬよう気を付けて撮り続けます。
自分では気付きませんでしたが、降る雪もそこそこ写っていましたね。
それなりの量が降っているってことでしょうか。

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たまに行き交う車。
でも通りを歩く人影はありません。

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これもまた増毛の冬。

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寒いけど美味いものが溢れる季節。
お酒もいいのが出て来ますし。
多分…、と言うか来るには随分不便な場所ですが、来てしまえば時間が経つのも忘れてしまう。

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元々止まっているのかも知れませんから。

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雪に埋もれた増毛駅。
駅員がいなくなり半分に壊された部分を復元し、元のサイズに戻されて初めての冬。

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今でも列車が来そうな気がするのは自分だけでしょうか。

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坂を上れば見えてくる厳島神社。
もう初詣ではお済みですか。

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今年一年の無事と町の繁栄を願う。
そしてこの町に来てくださる皆さまが、楽しい想い出に包まれますように。

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町内には北海道ふっこう割り対応の宿もございます。
辛口が人気の国稀を持つ町ですから。
是非ともお泊まりでお越しください。

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皆さまのお越しをお待ちしています。
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2018年12月27日

温かくなります

スキー場がオープンして6日。
皆さんはもう初滑りお済みですか。

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例年に無い少雪で第1リフトのみの運転となっています。
全コース滑走まではもう少し。
今回の荒れでどこまで積もるか。
吹雪くだけじゃ無く雪も降って欲しい…。

なんて、降るなら静かにお願いしたいです。

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スキーが無いから行けない。
そんな方にはレンタルもご用意しています。
もちろん無料でブーツとポールもお貸しします。

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ただしウエアはありませんので、暖かな格好だけはご用意ください。
もちろん手袋もお忘れ無く。

滑りが苦手って方には尻滑りも。

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雪と戯れるだけどいうのもありでしょう。
プラスチック製のボブスレーなら貸出用もございます。

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でもスキー場を楽しむならやっぱりリフトがお勧めです。
高いところからの景色は何とも言えません。

まだ板も出していない私。
ゴム長のままで搭乗します。

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第2リフト側のコースも間も無くでしょうか。

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混んでいるところがお好きな方にはちょっと物足りない空き具合。
でもガンガン滑りたい方にはチョーお勧めの場所。

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リフトの待ち時間もほとんど無し。
昨日辺りからの冷え込みでパウダースノーにもなっているはず。

さあ、皆さまお越しください。

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スキー無しで上がってしまった私は下りもリフトです。
普段は誰もいない下り側。

だけどたまに挨拶されることも。
「こんにちは。」

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あら。

それもまた温かな気持ちになれますね。
ありがとうございます。

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滑り終えたら暖かなロッジでひと休み。

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広々とした空間には美味しい匂いも漂います。
ほんとはビールでもあればいいのかも知れませんが…。

お客さまが増えて来たら考えましょうか。

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今季の初ランチはカレー。
温まります。

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次回はラーメンにします。
posted by スタッフ at 12:13| Comment(0) |

2018年12月20日

冬もなかなか

フルーツの里を名乗る増毛。
夏のサクランボに始まりプラム、プルーン、モモ、ブドウ、洋ナシ、リンゴ…。
そうそう、春にはイチゴも少々。
少々で言えばブルーベリーも。

変わったところではキウイが穫れたって話も聞いたことがあります。

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でも今頃に一番ありがたいのはリンゴでしょう。
医者いらずとも呼ばれるほどの健康食品。

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いろんな品種を楽しめるのも増毛のいいところ。
1日1個。

どうぞお楽しみください。

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そして果樹生産に限らずさまざまな取り組みが行われているのも暑寒沢地区のおもしろいところ。
ハチミツにシードル、ジャム、ドライのリンゴなどなど。

最近ではパン作りまで始まりましたから。

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山口果樹園のパン工房 “果凛”。
硬質小麦のルルロッソを使ったパンは味わい深いと評判です。

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もちろん果樹園のパン屋さんですから。
アップルパイも本格的。

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果物の豊富さが自慢の増毛。
でもイメージはやはり海の町。
ギュッと身の締まる美味い魚を紹介しなきゃいけませんね。

冬の海は荒れやすいのが悩みどころですが、脂のりのいい魚も多いのです。

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その中のひとつがこれ “カジカ”。

トゲのある魚ですから捌くのは…。
1尾丸ごと手に入れてしまったら大変です。

だけどその分、美味しいところを全部鍋に投入出来ますでしょ。

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いいダシが出ます。
温まります。
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2018年12月13日

厳しさの中で

少雪の年になるのかと思っていたら…。

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徐々に挽回しているような空模様。
今日は風も無く快晴です。
多くの船が出漁していました。
年の瀬ですから。
大漁になるといいですね。

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でも寒さとともに風が強いのが冬の日本海。
近づき難いかも知れません。

中にはこの荒波見たさに訪れる方もいらっしゃいますけど。

そんな方には冬の美味いもの。
カジカにタラ、ハッカク、カスベなどなど。
もちろん甘エビも獲れていますから。
辛口の酒「國稀」とともにお楽しみください。

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隣町になりますが、雄冬地区にある白銀の滝も迫力の様相です。
流れ落ちる水が幾重にも凍り付いて…。

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すぐ後ろに打ち寄せる波の音。
車を置くには狭い場所ですが、ついつい駐めたくなる絶景なところ。

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少々雪が深いです。
これからの季節は長靴をお勧めします。

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2018年12月06日

昔からの味

夏の間は賑わった駅前通りも雪が降り出すと人通りも寂しくなってしまいます。
昭和の匂いを数多く残すこの通り。
寒いですけどね、寂れた感じも大事な魅力。

駅から國稀酒造までのほぼ中間辺りにある食事処「志満川」。

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町内では老舗です。
大きな屋根を持つ重厚な造り。
近くに建つ重要文化財の旧商家丸一本間家と並ぶ増毛の看板施設。

そして醤油味のラーメンが根強い人気なのです。

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私がお邪魔するのは、いつもお昼時を少し外した時間帯。
だいたい2時頃になるでしょうか。
のんびりとした店内の雰囲気と一緒に懐かしい味を楽しませていただきます。

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平成もそろそろ終わりですが、ここにはその前の昭和がしっかりと残されています。

以前は箸入れが銀色の箱形だったように記憶していますが…。
いつから変わったのでしょう。

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壁に貼られたサイン色紙。
それらも既に色あせて年代ものになっています。

映画やテレビドラマの撮影で来られた方々が多いでしょうか。
忙しい合間にホッと出来る落ち着いた空間。
懐かしいと呼んだ方がいいかも知れません。

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さあ、お待ちかねのラーメンが運ばれて来ます。
こぼれんばかりの熱々のスープ。
チャーシューにメンマ、焼き海苔が1枚。

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そしてこの透き通り具合。
ずっと変わらない昔からの味。

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美味いなぁ。
箸を付けたらよそ見もせずに黙々といただきます。

若い頃はご飯もお願いしていましたね。
このスープとご飯の組み合わせ。
絶妙です。

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ふぅーっ。

また飲み干してしまいました。
ごちそうさまです。
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2018年11月29日

蕎麦のパンケーキ

國稀酒造近くにあるカフェ凜。
正式にはcafé de SOBA 凜。

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カフェだけど本格的な手打ち蕎麦も美味しいところ。
蕎麦を食べに来ることが多いのですが、たまには甘いものもいいかなと。

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ランチタイムの終わる頃、パンケーキが始まります。
今回はそれを目指してお邪魔します。

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北海道の日本海側。
札幌や旭川からだと100キロほど離れた田舎町は、車で走れば2時間…、いや2時間半ってところでしょうか。
増毛人からすればそんなに遠い場所とも思わないのですがね。

荒れる日本海のイメージがどうも皆さんを遠ざけてしまう。
辛口の美味い酒や海の幸が豊かなのに…。

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グチっても仕方がありません。
提供する情報量が少ないことを反省し、冬も来たくなるような気持ちになっていただきましょう。
それには公共交通も便利になることが大事ですね。
鉄路を無くした町に何が出来るのか。

最近のテレビ番組では不便なところの美味いもの探しをするバス旅が人気です。
働き盛りはバスにも乗らず…、確かに車は便利ですけど。
酒も楽しめる町に来るならやっぱり公共交通で。

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さあ、焼き立てのパンケーキが登場です。
お皿にはシロップとクリーム、そしてアイス。
そのどれをのせて食べましょうか。

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楽しみ方はいろいろあるようです。
食べ慣れない私。

お店の方に教えてもらいながら、ふわふわな食感を楽しみます。

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ところでこのケーキ。
蕎麦粉だけで作られているのだとか。

なるほど、風味が違います。

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のんびり味わった方がいいのでしょうけどね。
美味いものはサッサと食べてしまうクセの私。
アッという間に完食してしまいました。

ごちそうさまです。
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2018年11月22日

殻の中から

今年の冬は暖かいから雪など降らないのかと思っていたら…。

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ちゃんと帳尻は合うのでしょう。
毎日少しずつ降って来ましたから。
昨年の今頃は根雪になっていたように記憶していますが。
今年はどうなるのでしょうか。

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風雪厳しい日本海の田舎町。
堆く積まれた雪、そして吹雪も。
住んでいれば大変なものも、外から見れば大事な魅力に思われることもあるのです。

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春には倍賞千恵子さんにも来ていただいた案内所。
その中にある居酒屋桐子のセットは年末近づく冬がお似合い。

セットですから煮炊きは出来ませんが、映画の中に浸ることは可能です。

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駅STATIONのストーリーを追いかけること。
自分が考えるオリジナルだっていいですよね。
コップ酒を飲み干す横顔のアップとか。

流れる曲は何にしますか。

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「今日は冷えるっしょ。」
そう言いながら熱燗の用意をする女将。
鍋から上がる湯気。

揺れるストーブの火を見つめている。

それぞれが思い描くショートストーリー。
希望があれば動画制作にも協力させていただきます。

いや、出来れば第1号は自分たちの作品を…。

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月末で観光案内所は終了します。
今年も大勢の皆さまにお越しいただきました。
ありがとうございます。

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これから暫くは長い眠りに…。
夏に頑張った分、冬は充電。

いつの頃からでしょう。
田舎町はそんな風に思うようになりました。
それでいいのでしょうかね。

ブームは来るものじゃ無くて起こすものなのに。

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人影まばらな田舎町。
これまでの殻に包まれて生きるのか。
外に出て凍えちゃうか。

2択以外にも道はあるような気がします。
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2018年11月01日

寒くなりました

日が暮れるのが早くなりました。
もうじき雪が降るのでしょうね。
寒いです。

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暑寒別岳の登山口、暑寒荘までの連絡道は冬の通行止めに入りました。
来春4月の中頃まで近付くことは出来ません。

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なので私どもが近付けるのもこのゲートまで。
そう言えばゲート近くにある旧ふ化場施設の解体作業が始まっています。
道内のふ化場が統合され、増毛の支場が閉鎖されたのはもう随分前のこと。
それからは放置されてしまいました。

小林政広監督の映画「歩く、人」に登場する緒形拳さんが毎日のように通った場所。
そう、ここも映画のロケ地だったのですが…。

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残念です。

稚魚を育てていた水槽なども壊されるのでしょう。
ちょっともったいないような気もします。
でも役目を終えたものならきれいに片付けるのも大事なこと。
そうじゃないとゴミだらけになってしまいます。

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いつもは職場でスカンピンのパンを食べることが多いのですが、たまには外食。
すずらん通りにあるオーシャンでランチ。
寒い日には熱いカレーです。
しかもタコやホタテがたっぷり入ったシーフードタイプ。

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温まります。
食後のコーヒー付き。

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さあ、午後からも頑張ります。
posted by スタッフ at 17:12| Comment(0) |