増毛町の駅前通りには歴史的建造物が
並び、それが魅力の1つでもありますが、
その中でもやはりここは別格。
「旧商家丸一本間家」
明治35年に完成したこの建物は
国の重要文化財に指定されており、シーズン中は
多くの方が訪れます。
現在は、4月のオープンに向けて準備中ですが、
入らせてもらえました。
呉服店舗
この本間家には専属のガイドさんがいますが、
一番最初に案内される部屋が、この場所なんです。
時代劇で見るような光景が広がり、ワクワクしてきます。
久々に一通り中を巡りましたが、
あらためてこの施設の魅力を感じました。
それぞれの部屋にある掛け軸や、
「ふすま」に描かれている水墨画など…
美的センスがある方ではありませんが、
その辺の素人が描いたものではないことはわかります。
そしてどの部屋も、きれいに管理されており、
明日にでもオープンできそうな状態です。
これだけ広い建物をきれいにするのは、
大変なことでしょう。
本当に頭が下がります。
醸造蔵
THE仕事場!
という雰囲気の場所。
当時の光景が目に浮かんできます。
さて、旧商家丸一本間家は
4月21日(金)オープン。
その他にも増毛町の見どころが続々とオープンします。
「廃線後、観光客が減ることについて?」
昨年、何度も受けたこの質問。
これを聞かれるたびに「今に見てろー!」と、
心の中で思っていましたが、今となっては小さなこと。
増毛町に来てくれた人に良い思い出を提供できるように
街全体で頑張っていきます。
「心は熱く、頭は冷静に」
旧商家丸一本間家のスケールの大きさを見て、
知り合いのスキーのコーチが、よく選手に言っている
この言葉の意味がわかった気がします。