2016年08月17日

消えていくもの

夕景の中の役場庁舎。
暗さに包まれているからだとは思いますが、こうして見ると結構いい感じに見えるのです。
昭和44年の建物だから既に47年が過ぎてしまいました。
もちろん耐震化もせず…、さてどうしたものか。

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仕事を終え、夕暮れの町を歩いて帰ります。
裏道を通るので車の通りも無く、聞こえて来るのはカラスの鳴き声くらい。

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夏休み中ですが、子どもたちの声などなかなか聞こえません。
過疎だからと言っても全然いない訳じゃないのですが…。

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寂しいです。

市街地にある大きな古い施設。
既に休眠してから何年が過ぎたのでしょうか。
ここがそろそろ解体されることになりました。
元の道立病院を改装してユースホステルにしたのは昭和58年頃。
もう30年以上も前のことから記憶も曖昧です。
夏場を中心に多くの旅人を受け入れて来た思い出の場所。

後ろ側に見えているのは創作の館。
焼きものや木工などに取り組める趣味の施設です。
この建物は平成になってから建てられましたのでもちろん残されます。

でも手前がガランとしてしまいますね。
寂しくなるのかな。
いや、今でも廃墟裏なことを思えば、明るくなるのだからいいですね。

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そして旧ユースの隣にあるのはエネルギー科学館だったもの。
当時の増毛は自然エネルギーの実用化に向けて、太陽熱や風力発電、そおして小規模ですが水力発電にも取り組んでいました。
波力発電は途中で頓挫してしまいましたけど…。
それにバイオマス。

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時代の先端を行っていたと思えたこともあったのですがね。
それも遠い過去のこと。

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天文台が置かれていた時期もありました。
元々はオーベルジュましけの屋上に設置されていたものをこの場所に移したのです。
こちらの方が暗くていい場所ってことだったのでしょうか。

オーベルジュましけも、シーサイドホテルからホテル増毛となり、今のオーベルジュましけへと経営が変わりました。

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そんなユースとエネルギー科学館の解体は近々始まります。

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老朽化したのだからと言えばそれまでですが、使いこなせなかった者として詫びながら作業を見守りたいと思います。
posted by スタッフ at 10:01| Comment(0) |