2016年06月03日

大は小を兼ねる??

今週は寒い日が続きました。

北見峠や三國峠では雪化粧したようで
暑かったり、寒かったり…
一体どうなっているんでしょう??


さてさて、増毛町は道内でも有数の「良食味米」の
産地として有名ですが、後継者不足に悩んでいます。

水田地帯としては小さく、経営農家数も多くは
ありませんが、美味しいお米の産地を無くす訳には
いきません。

そこで数年前、町やJA、生産者、関係機関などを中心に、
「水田検討会」というものを立ち上げ、将来ビジョンなどを
何度も議論してきました。

そのうちの1つに、
「優良な農地を次世代に残し、少ない労働力でも規模拡大
できるようにする。」という結論が出たのです。

増毛町では過去に大規模な土地改良事業を実施していなかったため、
田んぼ1枚当たりの面積が非常に小さく、農機具の大型化が進む
時代に、大型機械が入れない田んぼがほとんどでした。
また、コメ作りには非常に重要な「水」を運ぶ水路なども
未整備が多く、苦労してきました。

「そうだ、土地改良事業だ!」

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画像ではなかなか伝わりにくいかもしれませんが、
今までの増毛では考えられないような工事が行われています。

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働く車も、人も大活躍です。
どんな田んぼになるのか楽しみです。

ちなみに、昨年完成した田んぼは、すでに田植えが終わっていました。

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昨年完成した田んぼ

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田んぼへの出入り口も扇形になり、どの方向からも出入りできます。


ちなみに、ドローンで撮影したものでビフォーアフターを
比べてみてください。

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※ビフォー

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※アフター

手前の田んぼは、もともと4枚あったものを1枚に。
奥は8枚の田んぼを1枚にしました。


「増毛は、石が多くて金がかかり過ぎるし、高低差がありすぎて
 土地改良事業はできないね。」

こんな話もあり、過去に1度も実施されなかった土地改良事業。

この事業をきっかけに、生産者同士が色々な話し合いをする
機会が増えたことや、将来を考えるきっかけにもなったことは
田んぼの大きさよりも大きいことかもしれません。

某スラムダンクの中でも、
「あきらめたらそこで試合終了ですよ。」
なんて名言があるように、やってみて初めてわかることが
あります。

自分も体だけは大きいですが、もっと小さい部分(足元)を大事に
しなければなりません。

大は小を兼ねるのではなく、大は小を活かさなければならないことを
大きな田んぼを見て感じました。

みなさんも、自分を見つめなおしたいときは、
道道94号線(増毛稲田線)増毛町信砂地区に工事真っ最中の
良食味米を量産する予定の田んぼがありますので
車を止めて、眺めてみてはいかがですか?
(工事現場には危険なので入らないように。)


※注 決して病んでませんから。

posted by スタッフ at 14:35| Comment(0) | yossy diary